キャンプその3

今日はキャンプの最大イベントのひとつ、にわとりの命をいただく日です。

朝、いただく鶏を子ども達自ら捕まえるところから始まります。

 

普段はしゃいでいる子ども達も徐々に神妙な表情になっていきます。

 

みんなが待っているキャンプ場に戻り、いよいよ絶命です。

命をいただく鶏が、苦しまずに最期を迎えてもらうため、この瞬間は慣れた指導員やOBが手助けします。

 

鶏の毛をむしっていきます。

やりたくない子や見たくない子には決して強要しませんが、命をいただくことは簡単ではないこと、身を以て知っていてほしいと思います。

 

身の部分は夜ご飯に唐揚げとしていただきます。

スーパーに並んでいるお肉は、買うのも料理するのも手軽で簡単だけど、こうやってひとつひとつの命なんだね。

 

骨はスープにしてお昼ご飯はラーメン。いただいた命は無駄なくありがたくいただきます。

ところで畑のおっちゃんが作る「おっちゃんラーメン」は一度食べたら忘れられない、素人らしからぬお味なんですよ。昔はチャーシューもご自分で作っておられたそうでさすが!おっちゃん!今年もありがとうございました。

 

 

OBのまーくんがさっそくおっちゃんラーメンをいただきます〜!「変わらぬ味だぜ!」

 

そのまーくんが奥さまと(新婚さん!)一緒に唐揚げと焼きそばを、夜ご飯に作ってくれました。

ごちそうさまありがとう、そしてまーくんご結婚おめでとう!!OBの幸せはどんぐりの財産です。

 

今日は命について考える日になりました。生きていくことは時に、残酷で、苦しいものです。そういうことを体験していくことも、7泊8日のキャンプの意味だと考えています。

鶏さん私たちを生かすために、命をありがとうございました。

 

 

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