杣谷②

杣谷の帰りに寄った丸山公園。そこに簡易な跳び箱があります。次々跳ぶ子ども。「おしい!」「もうちょっとや!」何度も何度も跳び続けます。誰かが何度目かで跳べると「おぉ~‼」と声が上がり、“自分も跳ぶぞ!”と他の子にもはずみがつきます。

下の公園には身の丈を超える石垣があり、そこから下を見下ろせば、飛ぶ楽しみと飛ぶ怖さが詰まっているのでしょう。ここでもまた、誰からともなく順番に飛び始めます。
最初は“飛べるかな…”と、楽しみと不安とが葛藤する中で一歩がふみ出ない子も、目の前で飛び、恐怖から解放され楽しみを満喫する子を見ると、そこに勇気が加わり一歩がでるように。それでも、皆楽しそうに飛ぶ中で、自分も飛びたいのになかなか飛び出せない子も。思わず涙がこぼれます。葛藤に葛藤を重ねた結果の涙です。

群れの中で、互いに励まし合い、時には切磋琢磨し合うからこその達成感、そして時に悔しさ、それこそが子どもの育ちとなるのでしょう。子どもの中で育つ子どもの姿です。

 

  4 comments for “杣谷②

  1. Olive
    2013年2月25日 at 13:50

    楽しみ、不安、怖さ、葛藤、
    いい経験できて、みんないい顔してますね。
    泣いてる我が子もかわいいなあ。
    親ばかですみません・・・。

  2. 保護者のひろりん
    2013年2月26日 at 05:34

    この日、少ししかいませんでしたが、「群れ」の意味を本当に感じました。大人が見ていても、低学年には無理だろうなーと思いながら見ていた跳び箱、最初はみんな飛べなかったけど、2年生が「ポーン」と飛んだ瞬間から、次々低学年が飛んでいく。うわーーっ群れってこういうことやなー、家族だけじゃわからない群れ遊び。ほんまどんぐり最高ですっ。

  3. まーちゃん
    2013年2月26日 at 16:27

    「共育ち・共育て。群れの中で子どもは育つ」
    どんぐりクラブの大切な理念。30年間、変わることなく、大切にしてきた思いです。

    生活環境が様変わりしてきた昨今、、、近所でも子どもの群れる姿を見かけなくなってきました。

    子ども達が群れを作れば、大人の引いた限界線なんか、簡単に飛び越えて行きます。
    ブログの跳び箱のくだりは、そんな事を改めて実感する一コマでした。

  4. moon
    2013年2月28日 at 03:53

    コメントの方を見てウルウル・・・(笑)
    ここに大人が一人やってきて、ぽーんと飛んでみせたところで
    子どもの心にチャレンジの気持ちは湧くでしょうか。
    ほんの少しの勇気と、やり遂げた気持ちや悔しい気持ちを
    お互いに持たせ合える関係。
    そうやってちょっとずつちょっとずつ、
    自分のことも仲間のこともわかっていく。
    毎日会うからわかっていく。
    ほんとに、素晴らしいです!

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