安全について
どんぐりでは、子どもたちの生活者としてのセンス(自他の気持ちへの配慮、善悪の判断力、危険の察知と回避能力など)を体験から育むことを重視しています。そのため、どんぐりでは、子どもも大人も痛みや怖さや苦い思いをある程度は覚悟し、将来子どもが自分の身を守り、他者と助け合える力を身につけられるよう、失敗の体験から学ぶ余地を残したいと思っています。
例えば、どんぐり内での食事作り、公園での遊び、かまどでのご飯炊き、畑作業などは、生活者としての学びが大きいと同時に、予測できない危険も伴います。
どんぐりでは、安全に極力配慮しつつ、子ども達の自主性や生活者としてのセンスを身につけさせたい願いから、大きな怪我へとつながることは避けながらも、少々の怪我までもは排除せず、失敗や怪我から学べるものを大切にしたいと考えています。