月間行事

自分達の生活は与えられるものではなく自分達で創っていく、主役はあくまで子どもです。
ここでは自ら考え、自ら動きださなければ何も生まれません。自分達の描く生活を実現するために、その月にやりたいことなどを話し合い、代表となる子たちで出た意見をまとめてその月の予定を立ててくれます。
自らの生活を背負った子どもの瞳はいきいきとしています。

もちつき

毎月庭でもちつきをして、おやつに食べます。そのもち米は、自分たちが収穫したもち米です。それぞれ学年の10倍の数をつき、みんなが大きな声で数えて応援します。息を合わせることを大切に、つき手だけでなく手返しや片付けも子ども達が担います。

科学教室

月に一度、なおちゃんという講師の方が来てくれ、科学教室を行ってくれています。
長年の関係で、どんぐりの子どもとも馴染みがあり、巨大風船や電池づくり、ゴムボールづくりなど、子どもにいつも不思議を教えてくれます。

誕生会 ~今日は私が主役~

この日は誕生月の子(誕生者) が主役になれる日です。

誕生者のリクエストした遊びをみんなが全力でサポートします。そして一年を振り返って誕生者の良いところと課題を一人ずつ伝えます。

誕生者がこれまでの自分とこれからの自分を意識する瞬間です。この日は誕生者に, 仲間の作る手作りケーキと保護者からの温かい手紙も届きます。

畑 ~もうひとつの庭~
月に2回, 北区にある300 坪のどんぐりクラブの畑で自然に親しみます。よくある収穫だけを切り取った農体験ではなく, 畑で収穫した野菜で食事作りをし, それによって生じる生ゴミを土に還して畝を立て, 種をまいて次の収穫へとつなげます。移りゆく景色の中でタンポポの冠を作り,夏の暑さに汗を流す。紅葉を境にバケツに張る薄氷と共に冬の訪れを感じます。そして収穫を通して全身で四季を感じとれる場所です。また, 生活から労働が抜け落ちた現代の子どもが鍬や鎌を手にし, 消費者でなく生産者となる大切な時間でもあります。