キャンプ 7泊8日に意味がある
1988 年から大屋町で7泊8日のキャンプをしています。
「子どもも生活者」をテーマに自然の中でしっかり働き,のびのび遊び,五感で学びます。そこには与えられるだけの存在ではなく,衣食住の生活を自らの力で創りあげる生活者の姿があります。
生きた鶏を絞めて,から揚げにして食べる日があります。包丁で頸動脈を切り絶命する瞬間は,とても厳粛な空気の中で命に向き合います。そのあと熱湯につけ羽をむしり,解体して調理し, 夕食にいただきます。普段は見えない生活の裏側ですが,生き物から食べ物になるプロセスを直に体験すると「命をいただく」という実感が得られます。
またキャンプファイヤー,肝だめし,魚のつかみ採り,川の飛び込みなど, 様々な企画をOB や保護者と共に楽しみます。小学生だけでなく,弟や妹からOB や保護者まで幅広い年齢層からなる共同生活です。