どんぐりの庭には、ビワの木があります。
おやつで食べたビワの種から芽が生え、いまや子どもの背丈を大きく超えるビワ。
20年以上どんぐりの庭から子どもを見守り、初夏につけるたくさんの実だけでなく、子どもに木の登り方、そしてその達成感をも味わわせてくれたビワ。地震の時も、ビワはたくさんの実をつけ、その生命力をどんぐりに与えてくれたと言います。
そのビワも寿命が近いのか、葉も枯れ、この夏はほとんど実をつけませんでした。
残念ながらこのビワは切ることになりますが、そんな折、そのビワがつけた実の種から新しい芽が生えだしました。
今はまだまだ子どもの背丈にも到底及ばないビワですが、いつかは立派なOB(大きなビワ)となり、また子どもの味覚を満たしてほしいです。
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