杣谷②

杣谷の帰りに寄った丸山公園。そこに簡易な跳び箱があります。次々跳ぶ子ども。「おしい!」「もうちょっとや!」何度も何度も跳び続けます。誰かが何度目かで跳べると「おぉ~‼」と声が上がり、“自分も跳ぶぞ!”と他の子にもはずみがつきます。

下の公園には身の丈を超える石垣があり、そこから下を見下ろせば、飛ぶ楽しみと飛ぶ怖さが詰まっているのでしょう。ここでもまた、誰からともなく順番に飛び始めます。
最初は“飛べるかな…”と、楽しみと不安とが葛藤する中で一歩がふみ出ない子も、目の前で飛び、恐怖から解放され楽しみを満喫する子を見ると、そこに勇気が加わり一歩がでるように。それでも、皆楽しそうに飛ぶ中で、自分も飛びたいのになかなか飛び出せない子も。思わず涙がこぼれます。葛藤に葛藤を重ねた結果の涙です。

群れの中で、互いに励まし合い、時には切磋琢磨し合うからこその達成感、そして時に悔しさ、それこそが子どもの育ちとなるのでしょう。子どもの中で育つ子どもの姿です。

 

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