田植えをしました。今年も八多グリーンヴィレッジにお世話になりました。
素足で泥に触れ、泥の感覚を気持ち悪がる子がいれば、手触りを楽しむ子も。大人・子ども一緒になり、田植え定規を使って、一本一本植えていきました。
都会に土も減り、泥遊びをすることも少なくなってきた中、自分の身体で土に触れ、肌で土を感じることは、野性の子どもにとって必要不可欠な要素でしょう。
田植えは、毎年必ずと言っていいほど、尻もちをつき泥まみれになる人がいます(大人・子ども関係なく)。去年は現3年生の子が尻もちをつき、「1番乗りや!」と、笑顔を見せていました。今年は残念ながら尻もちをつく人はおらず。
今は小さな苗が、夏をこえて背丈ほど大きくなり、涼しさが感じられる頃には穂先が実り稲刈り、そして年末にはその米で餅をつく。
“年”という言葉は、かつて「穀物・稲」を意味した“とし”という言葉が語源にあるそうです。稲作を行うのが一年周期であることから、“年”の意味で使われるようになったのだとか。
これから一年、どんどん育つ稲の生長を見守る一方、子どもも、稲ほど目で見てはっきりわかるものではないでしょうが、一年で大きく成長することでしょう。その成長を見逃さないよう、心がけたいと思います。
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